50歳を過ぎて、身体のあちこちが痛くなるなるのは仕方がないこと。
それは身を持って知った事実です。
就職してから30年経ち、加齢と荷重で足にもガタが来て変形性膝関節症となり、いよいよ持って立ち仕事が辛いということで座り仕事に職場転換して頂くことができました。
座り仕事は座り仕事で辛い…腰や背中が痛くなったり、肩も凝る。
それでも頑張って一日一日をやり切っていた昨年末。
仕事中、背中の鈍痛が続き、めったに頼ることのない消炎効果のある湿布を貼り、それでも改善どころか軽減することもなく、何かがおかしい、そういえば癌も背中痛くなると聞いたことがあると最悪の事態まで考え、症状からどこのクリニックに行けばいいのかネットで探しまくり、まず整形外科クリニックを受診することに決めました。
レントゲンを取ってもらい、骨に異常はなし、肩こりのようなものだとの診断結果でした。
貼り薬を処方してもらった1週間後の夜、脇の下に蚊に刺されたような痕3ヶ所。
ダニは3ヶ所刺すということを知っていたのでダニなのか、それとも蕁麻疹なのか、1ヶ所の大きさが2cmもあり痒いというよりピリピリ痛いなという感じでした。
そうしているうちに右胸の下のほうに2つ3つ発疹、しばらくすると右胸の左側にも発疹が出始め、そこで初めてダニじゃないと思い、またネット検索し症状から『帯状疱疹』というワードも出てきて、こりゃいかんと思い、翌日朝イチで皮膚科に受診しました。
昔は胴巻きは一周したら◯ぬ怖い病気だと言われていたので、まさか私が…でした。
皮膚科では、湿疹と症状を診てすぐに『帯状疱疹』と診断されました。
『帯状疱疹』は症状が出始めたらすぐに処方された薬を飲まなければならない、とても厄介で辛い病気です。
特に顔に発疹が出れば、顔面麻痺や最悪は失明、難聴になることもある怖い病気です。
『帯状疱疹』は発疹が判断材料になるようです。
私のように発疹前の段階で整形外科クリニックに行っても、正しく『帯状疱疹』と診断されることは難しいのではと思います。
かと言って、何が原因で辛い症状が出ているのかわからない時はとにかく我慢は禁物です。
万が一を考えて、症状に合う診療科に行くことが最善です。
『帯状疱疹』は、早ければ早いほどひどくならなくて済むので、一刻も早い受診をおすすめします。